芥箱

日々を腹いせに晒す。

見掛けた。

 

寺で見掛けたポスター。

 

人生とは自分を探す旅。

 

 

じゃあ、人間は産まれながらにして自分がなんなのかわからんアホな生き物ってことですね。

 

 

他の蟻やら鳥やら犬やらは、自分がそれ以外の何か。なんて疑いもしないで生きてるのに。

自分が何かわからなくなったら、生きてけないよ。

 

趣味の話

完全なる思い付きでギターを買った。

 

 

 

初めての感想

え?弦って紐じゃなかったの……?(愕然)

 

 

 

そして本日七日目。

ネット通販で買ったので教材はほとんどネットのサイトやようつべ動画

ギター初心者一ヶ月でも弾けるジングルベル。なる動画を見てこれまで練習してきた。

よっし!何としてでもクリスマスまでにマスターしちゃる!と意気込み仕事終わりに猛特訓。

だけどもイマイチうまく行かない。

まぁ、まだ七日目だししかたないか。だがしかし手首と指先がいたい。しんでる。

 

 

とは思いつつも、なかなか思う通りに弾けないので息抜き程度に

今更だけどチューニング動画でも見るか。と思い視聴。

 

 

 

 

 

 

 

見事に弦のチューニングがバラバラだったという衝撃の事実に気付く。

俺の七日間の猛練習は一体なんだったんだ。

 

 

ギターってすばらしい

 

 

 

 

 

 

 

アパレルあるある

 

 

嫁の付き合いで買い物着いてきただけの旦那、くっそ邪魔。

 

 

目的もなく通路の真ん中をぷらぷら歩くから追い越しもできんし、忙しいときは商品乗せたカートで轢いてやろうかと思うことが多々ある。

せめて端に寄ってぷらぷらしてつかわさい。

 

今更ながら

信長協奏曲の映画を観た。

昨今のレンタルビデオ屋の値段は良心的であることは取り立てて語るべくもない。

 

個人的な意見であることを強調しつつ、私は小栗旬が昔から少し苦手である。

嫌いとかキモいとかではない。決してない。

彼は良いお父さんである。

 

ことを踏まえて私の肌には合わない。

故にドラマ放映も敬遠していたのだが、家族は熱心に見ていたので流し見程度には筋を把握。

した上で映画をまた流し見。

 

気になったのは山田孝之演じる豊臣秀吉である。

復讐など意味がない。

何も産まない。

未来に目を向けろ。

 

等は所謂ヒーローの常套句である。

故に、ヒーローにこれを説かれる奴と言うのは、十中八九悪役。

今回は豊臣秀吉である。

 

が、本当にそうなんだろうか。

私があの場の豊臣秀吉だったなら、

ならお前も俺と同じ目に合ってみろ

その上で、同じことを言ってみろ

の念は否めない。

 

豊臣秀吉にとって、生まれ育った村と家族が全てだったのだ。

共に死ねたらどんなに楽だったかと思うだろうか。

でも生きてこれたのは復讐のお陰に他ならない。

復讐をする、という目的だけを生きる糧にして生きてきた。

 

 

自殺者を非難するのなら、生きてこそ意味があると声高に叫ぶヒーローたちは、

 

復讐しなければとっくに死んでいただろう人が誉められた理由でないにしろ生きたんだから

 

復讐は憎しみしか生まないなんて嘘だ。

信長死んだ後豊臣秀吉はどういう風に生きたのかなと想像すると、

 

憎しみ以上のものを、その最後にはもたらしたのではないだろうか。

 

 

生きるって不思議だ。

だから一個人であるヒーローの言葉が絶対正義である必要はこの世の何処にもない

 

 

 

孤独は拗らせるものではないが、

適度には持つべきものだ。

生きる糧になるが、拗らせれば身を滅ぼす。

 

尊敬する作家が、人生はマッチ箱だといった。

ごく身近なものであるが、扱いを間違えると取り返しのつかないことになる。

 

 

その通りだと思う。

私はマッチを軽視し、無駄に消費している気がしてならない。

マッチ箱にマッチは残っているだろうか